2017年7月 7日 (金)

大雨

 7月5日に浜田市内に大雨の特別警報が発令冷ました。当日、教会近隣では雨もそこそで被害はありませんでした。

2017年7月 1日 (土)

教会便り 7月号

期待と裏切り

 司祭 セバスチャン 浪花朋久

誰かからの期待を一身に背負いながら生きることは思いの外困難です。その期待は自分から出てきたものではないのに、少しでも相手からの期待を裏切るような行為をしてしまうと「裏切り者」として恨まれてしまいます。一方で、期待に応えないことが正しい選択肢である場合がありますが、正しいことを行っているのに、相手が自分を恨み続けるという矛盾が起こることがあります。

期待外れの旅

旧約聖書『出エジプト記』に、モーセという指導者が神様からの声を聞いて、エジプトで奴隷として苦しめられていたユダヤ人60万人をユダヤ地方へと導くという物語があります。神様は、神様と人々が一緒に喜び合える世界を実現してくれることを期待して、エジプトからユダヤ人たちを救出しました。しかし、エジプトからユダヤまでの旅路は荒野を行く険しい道のりです。ユダヤ人たちは、エジプト脱出という神様からの恵みを受けながらも奴隷から解放された後も続く困難に不満を感じ、「自分たちに自由を与えてくれる」という神様への期待が裏切られたと感じたのです。ユダヤ人たちは「奴隷だった時の方がよかった」と、今の苦しみから逃れるために昔の方がよかったという不満を漏らし、果ては自分の理想を叶えてくれると思い、自分たちの力で新しい神様を造ろうとするくらいです。不満の声が上がる一方、神様はモーセを通してユダヤ人たちに食料や水を与えられますが、いつまでも続く旅に、ユダヤ人たちは「エジプトにいた時の方が良かった」と不満を漏らします。そのため、彼らは神様からの恵みをも受け入れられない状態です。しかし、神様はどれだけユダヤ人たちにご自分の期待を裏切られ、不満を言われ、時に罰することもあったとしても、最後の最後までユダヤ人たちを守り続け、40年の旅路の末に彼らをユダヤ地方へ導かれました。

本当の期待

人間は他人に期待しながらも、その期待が応えられないと怒りと恨みがこみあがってきます。しかし、神様が人間に期待しているのは、神様の利益のためではなく、人間の未来のためです。一方で、私たちの期待とは一体誰のために、そして、何のためのものなのでしょうか。未来のために与えられている期待、これこそが私たちの人生をより良く生きるために必要だからこそ、神様が与えてくださるものなのです。未来のための期待の中に、神様の力が働いていると信じて神様の期待に応えながら、日々を歩んで行ければと思います。

2017年6月28日 (水)

7月の行事・礼拝予定

2日(日)10:30 聖霊降臨後第4主日

        (聖餐式)

      礼拝後:昼食会

9日(日)10:30 聖霊降臨後第5主日

        (み言葉の礼拝)

15日(土)10:00 広島平和礼拝実行委員会

16日(日)10:30 聖霊降臨後第6主日

         (聖餐式)

      礼拝後:昼食会、教会のお勉強会

22日(土)19:00 マグダラの聖マリア日

         (聖餐式)

23日(日)10:30 聖霊降臨後第7主日

         (聖餐式)

      礼拝後:昼食会、定例教会委員会

25日(火)19:00 使徒聖ヤコブ日

         (聖餐式)

30日(日)10:30 聖霊降臨後第8主日

         (み言葉の礼拝)

※7月9日と7月30日は牧師が不在のため、当教会の礼拝は 信徒の皆様でおささげ致します。

2017年6月19日 (月)

教区婦人会報告会

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 6月18日(日)の礼拝後に、5月に行われた教区婦人会大会の報告会が行われました。

2017年6月15日 (木)

石見地区牧師・司祭会 in 浜田!!

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 去る6月13日(火)に石見地区牧師・司祭会が浜田基督教会を会場に行われました。石見地区牧師・司祭会とは、島根県大田市から津和野まであるキリスト教の様々な教派の教会で働く牧師・司祭が集まる会です。
 浪花司祭の司式で行われた開会礼拝後、教会ホールで昼食を取り、各教派での集会のもちかたや聖餐式について話し合うことが出来ました。また今回は、今年4月から石見地区へ赴任された2名の牧師・司祭からご挨拶があり、教派を超えたキリスト教の交わりの時を過ごすことが出来ました。


2017年6月 1日 (木)

教会便り 6月号

聖霊降臨

 司祭 セバスチャン 浪花朋久

 新約聖書『使徒言行録』第2章には、イエス・キリストが天に昇った後、残された使徒たち(イエスが選んだ弟子たち)がイエスのことを人々に宣べ伝えることになった事件が記されています。それが「聖霊降臨」です。

 ある時、家にいた使徒たちに聖霊が降り、炎のような舌が使徒たちの上に留まります。これによって使徒たちはありとあらゆる国の言葉が話せるようになりました。そして、もう一つが今まで家の中に閉じこもっていた使徒たちが、聖霊の力によって家の外に出て大胆にイエスの生涯について語り始めたのです。この使徒たちの大胆な語りかけによって、あらゆる国の人々が聖霊によって一つの交わりに入れられ、世界で初めての教会が誕生したのです。

強められる

 キリスト教は2000年以上もの間、使徒たちから続く「イエス・キリストは、救い主である」という信仰を守り続けています。この歴史は、企業や公益事業などでは、考えられない数字です。一方で、使徒たちは最初から大胆にイエスのことを人々に宣べ伝えていたのではありません。使徒たちは、イエスが十字架の死から復活した後も。イエスが天に昇られた後も部屋の中で閉じこもっていました。それは、復活のイエスを直接見ても、まだイエスを十字架にかけた人々を恐れて「自分たちもイエスのことを語れば殺されるかもしれない」と恐れていたからです。そんな使徒たちに突然、聖霊が降り、様々な国の言葉を話せるようになると同時に、人々に恐れることなく大胆にイエスの生涯を人々に伝えるようになり、それまでと全く違った生き方になったのです。この聖霊の働きによって強められた使徒たちの働きの結果、教会は2000年の信仰の歴史を守り続けているのです。

挫折から立ち上がる

 過去にうまくいっていたことが、様々な理由から実行できなくなったり、自分の体が以前のようにうまく動かなくなることで人間は挫折します。使徒たちもまた、イエスの教えを信じることができず、他者の視線を気にすることで、イエスと共に生活していたときに比べて何も出来ない状態が続いていました。しかし、聖霊によって、使徒たちは過去の自分たちと全く違った新しい人生を歩むようになります。自分の挫折から立ち上がることを止めてしまい、立ち止まっていては歴史は動きません。歴史が動く、その時。必ず私たちに聖霊が降り、挫折や過去の栄光から再び立ち上がり、私たちの人生の新しい歴史の頁を動かせる力となるのです。

2017年5月29日 (月)

6月の行事・礼拝予定

2日(金)11:30 広報部会(岡山)

4日(日)10:30 聖霊降臨日

   (聖餐式)

6日(火)~8日(木)教役者修養会(米子)

11日(日)10:30 三位一体主日

         (み言葉の礼拝)

12日(月)19:00 使徒聖バルナバ日

         (聖餐式)

13日(火)11:00 石見地区牧師・司祭会

18日(日)10:30 聖霊降臨後第2主日

         (聖餐式)

礼拝後:婦人会大会報告会

24日(土)19:00 洗礼者聖ヨハネ誕生日

         (聖餐式)

25日(日)10:30 聖霊降臨後第3主日

         (聖餐式)

礼拝後:定例教会委員会

29日(木)19:00 使徒聖ペテロ・使徒聖パウロ日

         (聖餐式)

2017年5月 9日 (火)

川本へ遠足

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 5月7日(日)の礼拝後に邑智郡川本町まで遠足へ出かけました。川本の道の駅で買い物をしたり、信徒さんが経営する喫茶店のウッド・デッキで川本の自然を感じながら、お茶と交わりの時をもつことが出来ました。

2017年5月 2日 (火)

教会の学びの場

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  4月30日(日)の礼拝後に、教会の学びの時をもちました。今回はキリスト教の入信の式である「洗礼」について、参加した方々と分かち合うことが出来ました。

2017年5月 1日 (月)

教会便り 5月号

時空を超える力

 司祭 セバスチャン 浪花朋久

教会の暦で5月25日は「昇天日」です。この日は、十字架の死から復活したイエス・キリストが天に昇られたことを記念する礼拝をおささげする日です(当教会では、5月16日19時より)。「昇天」とは、この世の時間が終わったので「天に昇る」ということではありません。「天」とは、神様が時間・空間を超えて支配される領域のことを意味しています。つまり、イエスは時間と空間を超えて現代を生きる私たちに救いをお与えてくださっているのです。

アウシュヴィッツの痛み

2年前にポーランドへ行ったときのことです。戦後70周年ということもあり、アウシュヴィッツ強制収容所へ見学に行きました。今から71年前のアウシュヴィッツでは、自動車工場で毎日ロボットが車を作っているようにナチス・ドイツの兵士たちによって毎日、ユダヤ人が機械的に虐殺されていたのです。また収容されたユダヤ人たちは虐殺されるだけではなく、虐殺された遺体はすぐに焼却されて、遺骨はありとあらゆる場所に無作為に散骨されました。そのため、今でもポーランド国内のどの土地に誰の遺骨があるのか特定することができないのです。アウシュヴィッツで虐殺されたユダヤ人たちの多くは、死してなお苦しめられているのです。

アウシュヴィッツから車で10分のところに、カトリックのビルケナズ教会があります。この教会には、祭壇にとても大きな鉄の十字架が設置されています。この鉄の十字架は、アウシュヴィッツで71年前に使用されていた鉄を溶かして作ったもので、アウシュヴィッツで虐殺された人々の痛みを、時空を超えてイエスが共に苦しんでくださっていることが象徴されているのです。つまり、ビルケナズ教会の十字架は神様が人間の痛みを、時空を超えて知ってくださっている証拠なのです。

時を超えて

イエスの十字架と復活の出来事は、過去の話で終わっているのではありません。現在を生きる私たちにとって「今」の出来事なのです。イエスが復活後に昇天されたのは、すべての人々が人生の中で経験する痛みを、時空を超えてイエス自身が知ってくださるための神様の業なのです。

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