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2010年5月

2010年5月24日 (月)

「教会便り」(10年1月から)

(2010年1月の「教会便り」、【牧師室から】を転載します。…ブログ担当者)

「とげやいばら」  

人生の中では正にとげやいばらが刺さるような痛み、苦しみを体験することがよくあります。そして人はそのとげやいばらが刺さる苦しみの意味がわからず、人や神様のせいにしてしまうことがあるのではないでしょうか。

 

「親ワシ」

ワシはヒナの巣立ちの時期になると、巣の中でクッションのように暖かく柔らかくヒナたちをつつんでいた羽毛をわざと羽をばたつかせて全部散らしてしまうそうです。

そうすることで、巣が小枝などでむきだしになり、ヒナたちにとって、正にとげやいばらが刺さって居心地の悪い場所になります。 

その後、親ワシはあたかも「さぁ、飛んでごらんなさい」と誘うようにヒナのすぐ上をぐるぐると飛んでまわってみせるそうです。

それでもヒナが巣から飛び出そうとしないと、親ワシは時にはわざとぶつかってヒナが巣の外に飛び出すのを促します。

巣から出されたヒナたちは思いきって外に飛びたちますが、しかし、飛行に失敗して落ちていくと、親鳥がサーっと飛んできて羽をひろげてこれを受取り、また巣へ戻し、ヒナたちが大空に羽ばたくまで繰り返し行うようです。

 

「神様の訓練」

同じように私達の巣立つ時期、またあるいは私達の成長が停滞している時には、親ワシがヒナにわざとぶつかって巣の外に飛び出すのを促すように、神様も私達の人格・人間性の成長のために、私達にとげ・いばらの環境を与えて、幾度となく私達を鍛え、訓練されるのではないでしょうか。

あなたは人がその子を訓練するように、あなたの神、主があなたを訓練されることを、知らなければならない。」(申命記 8章5節)

わが子よ、主の鍛錬を軽んじてはいけない。主から懲らしめられても、力を落としてはいけない。なぜなら、主は愛する者を鍛え、子として受け入れる者を皆、鞭打たれるからである。あなたがたは、これを鍛錬として忍耐しなさい。」(ヘブライ12:5-7)

わたしは愛する者を皆、叱ったり、鍛えたりする。」(ヨハネ黙示録3:19)

神様は時に私達をいばらやとげのような厳しさで鍛え、訓練されることがあること、そして、ヒナの緊急の時には親鳥が助けるように、神様も私達が逆境、苦境の時にすぐさま助け、守ってくださることを覚えたいものです。

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