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2019年7月

2019年7月29日 (月)

8月の礼拝・行事予定

 3日(土)11:00 大海家記念式(川本町)

 4日(日)10:30 聖霊降臨後第8主日 聖餐式

11日(日)10:30 聖霊降臨後第9主日 信徒礼拝

18日(日)10:30 聖霊降臨後第10主日 聖餐式

19日(月) 9:15 保育園誕生日礼拝

25日(日)10:30 聖霊降臨後第11主日 信徒礼拝

2019年7月 1日 (月)

教会だより7月号

環境と生活

  司祭 セバスチャン 浪花朋久

 皆さんは、プラスチック問題をご存知でしょうか。例えば、魚が海に流されたプラスチックを餌と勘違いして食べてしまい、更にプラスチックを食べた魚を人間が食べることで、マイクロプラスチックが私たちの体内に取り込まれてしまう、或いは、土に埋めたプラスチックのせいで土壌が汚染されてしまうことなどです。このようなプラスチックが原因となる環境問題は、待ったなしの深刻な状況となっています。

 20世紀に入り、教会はある学者から、人が自分のために自然を搾取することが神様の意志であることから、「環境問題の原因がキリスト教にある」と批判されました。教会はこの批判を真摯に受け止め、旧約聖書『創世記』に記されている人間が「神の似姿」であることに立ち返り、人間と自然界との共存を意識していくように変わろうとしました。しかし今日になってプラスチック問題が話題になっているということは、私たち人間が、神様から義務付けられた自然の管理を蔑ろにしているということになるかもしれません。

支配と管理

 旧約聖書『創世記』第1章に記されている天地創造の物語において、神様は人間をご自分に似せて創造された後に、次のような言葉を語られています。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」(1:29)。人間は、神様から自然界を「従わせ」「支配する」ことを義務づけられました。ここでいう「支配」とは、独裁者のような「支配」ではなく、支配を受ける側の世話をするという意味があります。つまり人間は、神様の代わりに自然界を「管理」することを神様から与えられているのです。

神の似姿

 私たち人間は、天地創造の物語にあるように「神の似姿」としてこの世界を歩んでいます。神様が創造されたこの世界を管理できるのは、人間だけに与えられた恵みです。そして「神の似姿」である私たちには、神様の代わりとなってこの世界を美しくできる力も与えられています。個人でできることには限りがありますが、ゴミの分別に気をつけるなど、小さなことからこの世界を美しくしていけるように歩んで参りましょう。

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